自分でできるのはリサーチ
2018年10月10日 18時16分
不動産を購入する際は、不動産業者に頼るべきなのは、これまでにお話ししたとおりです。しかし、自分でできることもあります。特定の地域における不動産の価格相場を調べておくことは、実際の不動産探しの際にも役立つ情報です。- 相場を調べる
想定していた予算では足りそうもない
それなら環境の似た別のエリアも考慮に入れてみよう
など、条件を見直していくこともできます。
不動産の相場を調べる方法はさまざまですが、新築・中古のマンションや一戸建ての場合はインターネット広告等で相場観を養うのが一般的です。その他、実際の不動産の取引価格を検索可能な「REINS Market Information」というウェブサイトもあります。
- これから住む環境を調べる
インターネットで知ることができるのは、主に地域におけるサービスでしょう。地域行政のホームページなどをチェックすれば、その地域の情報がかなり詳しく網羅されています。多くの場合、犯罪発生状況などもチェックすることができるので、とても有用です。
実際に街歩きをして確認することは、やはり街の雰囲気、学校や病院、ショッピングセンターなどの位置関係、そして危険な場所などでしょう。単身者、家族連れ、男性と女性でも注目する点は違ってきます。街全体の雰囲気は良くても、危険や騒音の原因となる可能性のある何かに気づくかもしれません。
また、投資用の収益物件を購入する場合も同様の考え方が役立ちます。ターゲットとなる居住者(学生、社会人、家族連れなど)のニーズを考え、環境、そして物件がニーズに合っているのかどうかを精査する必要があります。また、実際に物件の周辺を視察して気になった点は、不動産会社の担当スタッフにも意見を求めるようにしましょう。